皆さん、最近北欧ブームですね。家具や洋服、雑貨まで色々目につきます。
デザインも可愛いものが多かったり、アクセントに取り入れやすいものが多かったり、どちらかというと、女性が好むデザインが多いかなといった感じです。
でも、皆さんルーツ知ってますか?
もともと質素な生活を好む北欧の人たちは、昔から派手なデザインを好みませんでした。シンプルで使いやすいものを長く使うということが、当たり前だったのです。贅沢をするよりも堅実に暮らそう、という考え方は、日本人と似ているかもしれませんね。
それ以外にも、日本と北欧はともに木造建築が多いという共通点があります。国土の半分以上が森林である北欧では、天然木を使った家具がたくさんつくられています。
北欧は、夏が短く、冬が長いところです。冬になれば、ただでさえ日照時間が短い上に雪で外出することも困難なため、北欧の人々は家の中でも明るく快適に過ごせるように、工夫をしてきました。機能性を重視しながらも、楽しく暮らすためにユニークなデザインが考えられてきたわけです。家具や雑貨、テキスタイルのカラフルな色使いはそのためかもしれませんね。
アルネ・ヤコブセンやハンス・J・ウェグナーなどのデンマーク出身のデザイナーやエーロ・サーリネンやアルヴァ・アアルトなどのフィンランド出身のデザイナーは代表的なところです。
(出典:http://www.fritzhansen.com/)
ヤコブセン セブンチェア
ウェグナー ラウンジチェア
サーリネン ウームチェア
アアルト サヴォイベース
どれもこれも20世紀を代表するものばかりです。
環境から木材に価値を見出し、1つの国だけでなく、北欧全体で産業にしていったことが、今日まで繋がる要因かもしれませんね。
先日もスワンチェアをオフィス様に納品させていただきました。北欧家具は、シンプルで飽きのこないデザインです。様々な場面で、コーディネートのご提案できます。ぜひ、ご相談ください!